0次分析が導くブランド認知拡大:コンテンツマーケティングの成功事例
目的
- with Onlineを通して、ユニクロブランドの認知拡大とユニクロアイテムの活用方法の理解促進
課題
- ブランドへの一定の認知は取れているが、今までの宣伝方法では天井が見えてきている
- 認知を取れていない層がどういった層なのか、明確になっていない
効果
- クライアントLPの送客率が198%アップ、その結果、ブランド認知率が126%アップ
- OTAKADでの広告のCTRが約3倍に。
概要
以下4つのステップで施策を実施いたしました。
- with Onlineでの特設ページ・連載タイアップ記事制作
- その制作において事前分析(0次分析)
- 分析結果をもとに算出したターゲットへのOTAKADでの広告配信、記事誘導。
- 施策終了後に事後分析、評価
施策詳細
1. with Onlineでの特設ページ・連載タイアップ記事制作
with Onlineにて、特設ページを作成(https://withonline.jp/fashion/uniqlo2020a-top)、
ファッションインフルエンサーの日比理子さんを起用し、ユニクロファッションの着こなしに関するタイアップ記事を掲載。
また特設ページにはwith girlsによるユニクロアイテムに関する記事も併せて掲載。
読者にとってより身近な存在によるオススメを通じて
よりユニクロブランドを身近に感じてもらい、活用方法の理解促進に寄与する展開を行いました。
2. その制作において事前分析(0次分析)
事前分析では、with Onlineの中で
- with Onlineの中で、「ユニクロ」ブランドに触れているユーザー像
- with Onlineの中で、「ユニクロ」ブランドに触れていないユーザー像
上記2つの比較を行い、ユニクロブランドに触れているユーザーの傾向値を捉えて記事制作、
並びに次のステップのセグメント作成に活用しました。
1に関してはすでにwith Onlineでユニクロアイテムについて複数の編集記事が存在していたために
より詳細な分析が可能でしたが、with Online全体だと例えば以下のような結果が出ていました。
3. 分析結果をもとに算出したターゲットへのOTAKADでの広告配信、記事誘導。
2での分析の結果、ユニクロブランドに触れているユーザーと傾向が似ているユーザー層をブランド潜在層として、下記のようなセグメントを設計いたしました。
●時短で賢くおしゃれをするワーキングウーマン&ママ
・仕事と育児に追われながらも、きちんと感のある、おしゃれに見えるコーディネートと美容がしたい。プチプラアイテムも取り入れたファッションの参考にwith onlineを活用。
・日頃から家計を上手にやり繰りするためにポイント等の情報も賢く取り入れている。
キーワード例)ビジネスファッション、プチプラコスメ、ポイント、赤ちゃん子育て、等
4. 施策終了後に事後分析、評価
分析内容としては下記のような整理の上で行いました。
まずは誘導評価として、オーガニックでの誘導とOTAKADでの誘導でそれぞれ数値評価を行いました。
その結果、タイアップ記事から興味を持っていただき、実際にユニクロ様サイトへ移動していただけたユーザーが
オーガニックと比較してOTAKADが約2倍(198%)の数値となりました。
また、通常の他事例と比較してOTAKADからタイアップ記事への送客のCTRが3倍程度と
非常に良い結果となりました。
次に施策全体の評価として、
- with Online全体に占めるユニクロブランドを認知しているユーザーの割合
を施策の前後で比較したところ、126%の伸長が見られました。